こんにゃくの効用


●●●生活習慣病を防ぐ〜コレステロール・糖尿病〜●●●

こんにゃくは、水分とともにグルコマンナンという食物繊維を豊富に含んでいる特徴のある食品です。この食物繊維は人体に含まれる消化酵素では分解されないために直接腸に届きます。このため、腸内において善玉菌の餌となって腸内のバランスを整え、腸の運動を活発にし、同時に体内の有毒なものを排出します。その一方でグルコマンナンは小腸からのコレステロールの吸収を阻害する等、コレステロールを正常に保つ働きを助けます。また、小腸上部においてブドウ糖の急激な吸収を抑える効果があり、インシュリン分泌を節約するため、糖尿病の予防にも有効とされています。

●●●カルシウムの摂取〜イライラを抑え、歯や骨を丈夫に〜●●●

こんにゃくは食物繊維と水分だけでなく、カルシウムの摂取も期待できます。カルシウムの代表格といえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、こんにゃくもカルシウムの含有量が多く、酸に溶けやすいため体内吸収がしやすいのが特徴です。日ごろのカルシウム摂取の心がけで、骨粗しょう症を防ぎ、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラやキレやすいことも抑えられるのです。

  カルシウムの含有量(mg/100g)
   精粉板こんにゃく・・・43mg
   生芋こんにゃく・・・68mg
   糸こんにゃく(しらたき)・・・75mg

●●●よく噛めば、咀嚼力もアップ〜あごや歯の基礎づくり〜●●●

現在「咀嚼(そしゃく)」というよく噛むことの大切さが見直されています。軟らかいものばかり食べていると、あごが発達せずに歯並びが悪くなります。噛むことは、脳の刺激にもなり、子供の脳の発達やお年寄りの痴呆防止にも役立ちます。こんにゃくを食べるときには、ツルンと飲み込むのではなく、歯ごたえを楽しみながらあごや歯の基礎作りに活用してください。

●●●“こんにゃく芋”の成分でお肌がうるおう●●●

こんにゃくの原料である「こんにゃく芋」には、お肌のうるおいを保つ成分である「セラミド」がたくさん含まれています。この「セラミド」は、メラニン色素を抑えるために美白効果も期待されている成分です。これが不足するとアトピー性皮膚炎や乾燥性敏感肌を引き起こすこともあります。最近では、こんにゃく芋からとれる「セラミド」は、食品をはじめ化粧品等広い範囲で実用化がすすんでいます。生芋こんにゃくを食べて、素肌美人になりましょう。
(財)日本こんにゃく協会資料参考